venenatum’s blog

読書、映画、ゲームなどについて書きます

【読書感想】いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」のレビュー【後田亨 永田宏】

・概要

 

民間の医療保険介護保険はいらないということが延々と語られていました。

 

健康保険に入っていれば、医療費は重い病気で高くて300万円、短い病気で高くて100万円くらいらしいです。

しかも本人負担は多くて3割程度になるみたいで、

さらに年収に応じて払うお金の最大値が決まっているみたいです。

また入院保障とかは入院日数で支給額が決まるのですが、年々平均入院日数が少なくなってるらしいです。

つまり病気になって破産することって、まあないらしいです。

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【読書感想】問題発見力を鍛えるのレビュー【細谷功】

・概要

 

スマホやAIの発達、さらにコロナウイルスだったりと、現代は変化が大きく予測が難しい時代(VUCA)だそうです。

また問題が明確に定義できて大量のデータがある世界では、AIのほうが問題解決は得意だそうです。

そんな時代においては、そもそも何が問題かを見つける「問題発見力」の方が求められるようです。

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【読書感想】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!のレビュー【大橋弘祐 山崎元】

 

将来年金が不足することがわかりきっている国は、NISAなどを導入し個人での投資を推進しています。

投資というものが必須になる時代が来ているということです。

 

そんな中で、この本は知識0でも正しい投資をできるようにしてくれます。

この本は何も知らない編集者と、すごい経歴を持つ先生の対話形式で書かれています。そのため初心者でもわかり易い内容になっています。

 

 

・概要

 

構成としては、国債投資信託、家や保険、NISAと確定拠出年金という感じです。メインは投資信託だと思います。

 

投資信託とは。

個人で株を買う代わりに、専門家にお金を貸して(手数料も少し出して)代わりに運用してもらうイメージです。

ブレはあるし、減ることもあるけど、平均するとだいたい1年で5%くらい増えるよっていう感じです。

少額から始められて、リスクの分散も勝手にやってくれるのですごく初心者向きです。

ちなみに1年5%で増え続けると、14年後には2倍になります。

選ぶのは「インデックスファンド」一択だそうです。

これは日経平均とかから機械的に売買を行っているため、手数料が安く済むそうです。

ちなみに人がいろいろ考えて選ぶより、この方式のほうが成績が良くなるとか。

ノーベル賞をとった経済学者の集団でも、株価の上下を当て続けるのは不可能だったということがあったそうです。

 

他のやつは、

国債はマイナスになることはなく、1年で0.3%くらい増えるから、銀行よりはマシだよっていう感じです。

 

家は金銭面だけ考えると買ってはいけないそうです。

ローンには銀行員の給料も含まれているからです。マンションも新築だと広告費が3割くらいなんだとか。

保険も同様に給料や広告費も支払っていることになるので、入る必要はないそうです。

あとちなみに宝くじって還元率が50%超えてはいけないっていう決まりがあるらしいです。

つまり周りから100万円集めて50万円を配る商売ってことですね。

絶対買わないでおこうって思いました。

 

NISAと確定拠出年金は使いましょう!って感じです。

どちらも節税関係ですね。NISAは投資での利益にかかる税金をなくしてくれるやつです。

確定拠出年金は給料の一部を積み立てられて、投資する感じだと思います。

65歳?くらいまで下ろすことができないけど、積み立てた分は所得税などがかからなくなるのでお得!みたいです。

 

 

・感想

 

ここまで読んで怪しいなって思うかもしれませんが、この本めちゃくちゃ売れているし、ぜひ読んでみてほしいです。

社会人になってから、月に5万円ずつ投資をはじめました。

今はちょっと減少気味です。

ですが長期的な視点で続けていきたいと思っています。

1年経過後とかに報告したいですね。

 

 

 

 

 

【読書感想】理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒントのレビュー【鎌田浩毅】

本を読もうと思っているけど読めない理系の人向けの本です。

また僕が読書の習慣を身につけることができたきっかけの1つである本です。



 

・概要

 

本を読み始めるためには。

まずは本を自分のそばに置いておく。

常に持ち歩く。

するとそのうち気が向いて読み始めるので15分だけ集中して読む。

また合わない本は途中でやめても良いし、難しい本は著者が悪い(知識はあるが本を書き慣れていない)。

ということだそうです。

初心者にも実行できるし、読書のハードルを低くしてくれました。

 

そして読み方について。

手に入れたい目標を決める。

本からは3つの情報を得られれば良い。

時間を置いて3回読む。

だそうです。

本の内容一回ですべてを理解しようとしても無理ですからね。

自分が欲しくて大事な内容が理解できればいいということですね。

 

そして一番大事な「本を読む意味」とは。

読書精神を変化させ人生を豊かにしてくれる最も安価で効率の良いものであり、自分の世界を広げてくれるもの。

だそうです。

他人の数十年の人生経験が数千円で得られると考えれば、そのやすさがよりわかりやすいですね。

 

・感想

 

昔は本1500円って高い!って思っていました。

しかしこの本を読んでからは、月に1万円くらい使っちゃうことも増えました。

安価で効率がいいということを実感しています。

本を読み始めて少しは視野がひろがったかな?とも思いますが、自分の読む本は分野に偏りがあるなぁとも思います。

次に挑戦したいのは金融の分野です。

ライフシフトに金融リテラシーを身に着けろって書いてあったし、なんとしてもお金持ちになりたいのでがんばります。笑

 

あと、本の扱いについての話もすごく面白かったです。

 

①バッファーの確保。本棚がパンパンだと整理することも難しくなるから、絶対に物を入れないバッファーの部分を用意すると良いっていう話です。机の上が資料で溢れかえっちゃう人にもおすすめだそうです。机の上にスペースが有ると作業効率も上がるし、徹底しようと思います。

 

②ストックからフローへ。物を持ち続けるのではなく流していくようにみたいなやつです。シェアとかも流行っていますしねぇ。この話を聞いて昔の本を売りに行ってきました。スッキリしたし390円貰えました。

 

 

 

 

 

【読書感想】「やりたいこと」が見つかる時間編集術「4つの資産」と「2つの時間」を使って人生を変えるのレビュー【長倉顕太】

 

・概要

 

一言でいうと何もしない時間を増やしましょうっていう本でした。

以下もう少し具体的に。

 

人生における資産とは

・時間 誰にでも平等なもの

・能力 才能と後天的なもの

・人脈 実績が出た後に得られるもの

・お金 実績とともに得られるもの

この4つだそうです。

 

人生における目標は、「4つの資産の充実」を目指すこと。

これらが充実することでやりたいことが見えてくるそうです。

この4つの中で唯一コントロールできるものが「時間」です。

そのためこの人が考える人生のルールとは、4つの資産を上から順に増やしていくことだそうです。

つまり、

・時間を編集し、生まれた時間で能力を増やす。

・身につけた能力によって成果を出し、人に紹介されることで人脈を広げる。

・人脈を使ってお金を稼ぐ

という順で資産を増やすがこれからの人生戦略になってくるそうです。

この本では主に時間の編集と人脈の広げ方について書かれていました。

 

 

・感想

 

個人的に一番ためになったのは、人脈を広げるために「コミュニケーションコスト」を下げるということです。

この人は人脈が最強だと言っています。

能力がある人、お金がある人と組めば、自分が持っていなくても解決したりと、優れた人と組めば全てうまく行くからです。

そこで相手に

「こいつ遅刻するし、話もなかなか通じないし、言わないと動かないし、面倒くさい!」

と思われるのではなく、

「時間を守ってくれるし、少し話しただけで伝わって、求める行動をしてくれるし、気が利くなぁ」

と思われるようにしようということです。

そうすることで信頼を獲得し、紹介に繋がります。

なかなかなろうと思ってなれるものではないかもしれません。

しかしこの本には、「即レス・リマインド・前倒し」をするだけでもコミュニケーションコストは下がると書かれていました。

今後大事な連絡には即レスを心がけようと思いました。

みなさんに紹介されるような人になりたいと思います。笑

 

あとは時間の編集についてですね。

簡単に言うと、仕事などの時間を減らし、何もしない、余白の時間に充てることで人生を豊かにしようっていう話でした。

余白の時間は能力を磨いたり人脈を広げたりすることにつながるそうです。

一言でいうと「未来」と「未知」に使うって感じです。

現代人は「過去」や「既知」の物を選びがちらしいです。

アマゾンとかのあなたへのおすすめなどが一例ですね。

注意しようって思いました。

 

最後に、この手の本を読んで毎回思うのは早起きしようってことです。

朝の時間の重要性についてはだいたいどの本でも語られていますので。

学生時代は無理でしたが、社会人になってからは毎日6時45分起きになっています。

多分社会人の中では遅いほうだと思いますが。笑

なのでもう少し早起きできると更に時間が生まれるのかなぁとも思いました。

 

最後の方には、人生100年時代の人生デザイン講座や、いますぐできて人生を変えられる15のアクションプランなども書かれていました。

ライフシフトに続いてこれからの生き方を考えさせられる本でした。

 

 

 

 

 

【読書感想】スマホ脳 のレビュー【アンデシュ・ハンセン】

・概要

 

人間は社会環境の変化に遺伝子的な進化という意味では適応できていません。

脳はまだ数万年前のサバンナで生きていたときと同じだそうです。

当然10年前くらいに登場したばかりの「スマホ」にも適応できているはずがありません。

サバンナ時代の脳で本能的に反応してしまいます。

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【読書感想】世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事のレビュー【津川友介】

 

・概要

 

本当に健康に良い5つの食品とは、

・魚

・野菜と果物

・茶色い炭水化物

・オリーブオイル

・ナッツ

この本ではこの5つが挙げられていました。

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