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【読書感想】「やりたいこと」が見つかる時間編集術「4つの資産」と「2つの時間」を使って人生を変えるのレビュー【長倉顕太】

 

・概要

 

一言でいうと何もしない時間を増やしましょうっていう本でした。

以下もう少し具体的に。

 

人生における資産とは

・時間 誰にでも平等なもの

・能力 才能と後天的なもの

・人脈 実績が出た後に得られるもの

・お金 実績とともに得られるもの

この4つだそうです。

 

人生における目標は、「4つの資産の充実」を目指すこと。

これらが充実することでやりたいことが見えてくるそうです。

この4つの中で唯一コントロールできるものが「時間」です。

そのためこの人が考える人生のルールとは、4つの資産を上から順に増やしていくことだそうです。

つまり、

・時間を編集し、生まれた時間で能力を増やす。

・身につけた能力によって成果を出し、人に紹介されることで人脈を広げる。

・人脈を使ってお金を稼ぐ

という順で資産を増やすがこれからの人生戦略になってくるそうです。

この本では主に時間の編集と人脈の広げ方について書かれていました。

 

 

・感想

 

個人的に一番ためになったのは、人脈を広げるために「コミュニケーションコスト」を下げるということです。

この人は人脈が最強だと言っています。

能力がある人、お金がある人と組めば、自分が持っていなくても解決したりと、優れた人と組めば全てうまく行くからです。

そこで相手に

「こいつ遅刻するし、話もなかなか通じないし、言わないと動かないし、面倒くさい!」

と思われるのではなく、

「時間を守ってくれるし、少し話しただけで伝わって、求める行動をしてくれるし、気が利くなぁ」

と思われるようにしようということです。

そうすることで信頼を獲得し、紹介に繋がります。

なかなかなろうと思ってなれるものではないかもしれません。

しかしこの本には、「即レス・リマインド・前倒し」をするだけでもコミュニケーションコストは下がると書かれていました。

今後大事な連絡には即レスを心がけようと思いました。

みなさんに紹介されるような人になりたいと思います。笑

 

あとは時間の編集についてですね。

簡単に言うと、仕事などの時間を減らし、何もしない、余白の時間に充てることで人生を豊かにしようっていう話でした。

余白の時間は能力を磨いたり人脈を広げたりすることにつながるそうです。

一言でいうと「未来」と「未知」に使うって感じです。

現代人は「過去」や「既知」の物を選びがちらしいです。

アマゾンとかのあなたへのおすすめなどが一例ですね。

注意しようって思いました。

 

最後に、この手の本を読んで毎回思うのは早起きしようってことです。

朝の時間の重要性についてはだいたいどの本でも語られていますので。

学生時代は無理でしたが、社会人になってからは毎日6時45分起きになっています。

多分社会人の中では遅いほうだと思いますが。笑

なのでもう少し早起きできると更に時間が生まれるのかなぁとも思いました。

 

最後の方には、人生100年時代の人生デザイン講座や、いますぐできて人生を変えられる15のアクションプランなども書かれていました。

ライフシフトに続いてこれからの生き方を考えさせられる本でした。