・概要
本当に健康に良い5つの食品とは、
・魚
・野菜と果物
・茶色い炭水化物
・オリーブオイル
・ナッツ
この本ではこの5つが挙げられていました。
魚、オリーブオイル、ナッツとかはアブラです。最近は「トランス脂肪酸以外のアブラは健康に良い」みたいな本が多いです。
オメガ3とかMCTとかですね。
あまり詳しくはないのですが、脂肪は細胞膜の構成成分になったり神経伝達物質の材料になったりすることから、脳とか健康にいいらしいです。
野菜と果物は食物繊維と微量栄養素ですかね。
食物繊維は腸内細菌の多様性を高め、健康効果が期待されます。
腸内細菌については別の本に詳しく書かれていたのでいつかそれも紹介したいです。
茶色い炭水化物は玄米とか蕎麦とか全粒粉を使ったパンとかで、白米、小麦粉(白い炭水化物)と違って精製されていない炭水化物という意味で使われています。
茶色い炭水化物には食物繊維や微量栄養素が多く含まれています。
しかし白い炭水化物への精製の過程でそれらは失われ、純粋な炭水化物に近づきます。
「白米は砂糖と一緒」とか、「白米は食べる量が少なければ少ないほうが良い」とか言ってました。
どうしましょう。笑
米の代わりにサラダを食べたらいいみたいなことも書かれていたけど、結構無茶なこと言ってきますね。
以上が科学的に証明された健康に良い5つの食品だそうです。
自分もですが、一人暮らしの方などは魚、野菜と果物、茶色い炭水化物などが不足しがちなのではないでしょうか?
意識して食事に取り入れると良いかもしれません。
・感想
健康的な食事に関する本は、自分は好きで結構読んでいます。
一応すごい「研究」とか「論文」とか出てくるので信頼できるとは思います。
この本に出てきた食事の内容は他の健康食の本でも紹介されている物が多いですしね。
しかし正直「怪しいなぁ」と思うところも多々あるので、気休め程度に参考にするのが良いと思います。
その他面白かった点3つ。
①お肉について。やっぱり豚とか牛とかは、消化されて悪い物質になって腸内環境に影響が出るとかで良くないそうです。鶏肉ならまあ大丈夫だそうです。でも以前友人としゃぶしゃぶに行って、鶏肉ばかり食べていたら怒られたので程々にするのが一番だと思います。
②人工甘味料について。人間が分解できない炭水化物であるという点では、食物繊維とも呼べます。しかし悪い腸内細菌の餌になる可能性があるそうです。「カロリー0」もどこかで体に悪影響を及ぼしてしまうこともあるんですね。
③野菜ジュースについて。砂糖が多いから悪いっていうのは知っていましたが、ジュースにする過程で不溶性の食物繊維が失われるから微妙だっていうのは知らなかったです!でも野菜ジュース飲んでいる人に「それ健康に良くないよ」とはなかなか言えないですよね。笑