【読書感想】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!のレビュー【大橋弘祐 山崎元】
将来年金が不足することがわかりきっている国は、NISAなどを導入し個人での投資を推進しています。
投資というものが必須になる時代が来ているということです。
そんな中で、この本は知識0でも正しい投資をできるようにしてくれます。
この本は何も知らない編集者と、すごい経歴を持つ先生の対話形式で書かれています。そのため初心者でもわかり易い内容になっています。
・概要
構成としては、国債、投資信託、家や保険、NISAと確定拠出年金という感じです。メインは投資信託だと思います。
投資信託とは。
個人で株を買う代わりに、専門家にお金を貸して(手数料も少し出して)代わりに運用してもらうイメージです。
ブレはあるし、減ることもあるけど、平均するとだいたい1年で5%くらい増えるよっていう感じです。
少額から始められて、リスクの分散も勝手にやってくれるのですごく初心者向きです。
ちなみに1年5%で増え続けると、14年後には2倍になります。
選ぶのは「インデックスファンド」一択だそうです。
これは日経平均とかから機械的に売買を行っているため、手数料が安く済むそうです。
ちなみに人がいろいろ考えて選ぶより、この方式のほうが成績が良くなるとか。
ノーベル賞をとった経済学者の集団でも、株価の上下を当て続けるのは不可能だったということがあったそうです。
他のやつは、
国債はマイナスになることはなく、1年で0.3%くらい増えるから、銀行よりはマシだよっていう感じです。
家は金銭面だけ考えると買ってはいけないそうです。
ローンには銀行員の給料も含まれているからです。マンションも新築だと広告費が3割くらいなんだとか。
保険も同様に給料や広告費も支払っていることになるので、入る必要はないそうです。
あとちなみに宝くじって還元率が50%超えてはいけないっていう決まりがあるらしいです。
つまり周りから100万円集めて50万円を配る商売ってことですね。
絶対買わないでおこうって思いました。
NISAと確定拠出年金は使いましょう!って感じです。
どちらも節税関係ですね。NISAは投資での利益にかかる税金をなくしてくれるやつです。
確定拠出年金は給料の一部を積み立てられて、投資する感じだと思います。
65歳?くらいまで下ろすことができないけど、積み立てた分は所得税などがかからなくなるのでお得!みたいです。
・感想
ここまで読んで怪しいなって思うかもしれませんが、この本めちゃくちゃ売れているし、ぜひ読んでみてほしいです。
社会人になってから、月に5万円ずつ投資をはじめました。
今はちょっと減少気味です。
ですが長期的な視点で続けていきたいと思っています。
1年経過後とかに報告したいですね。