【読書感想】入社1年目の教科書のレビュー【岩瀬大輔】
社会人1年目はどんなことを求められているのか?
またどういったことに気をつければいいのか?
どういった考え方を身につければいいのか?
そういったことが書かれている本でした。
結構昔からのベストセラーなので知っている方も多いかと思います。
さすが売れ続けているだけあって、新卒にはかなり参考になる本でした。
しかし、後ほど述べますが別に入社1年目じゃなくてもためになることはありそうだなと思う点も多くありました。
そもそも新入社員は、「社会人として当たり前のことをちゃんとやれる人物か?」
ということが見られているそうです。
当たり前のことってどういうことなのかというと
挨拶とか礼儀とかは本当に最低限のことではなく、
仕事は50点くらいの出来で早めに上司に提出して一緒に練り直せとか、
頼まれた仕事はいつまでに?となんのために?が重要だとか、
わからないことはまずは自分で調べてから質問しろとかです。
4月の一番最初の研修で教わったなぁと思うことばかりです。笑
このようなことが50個くらい書かれていたかな?と思います。
ただ上記のことは、いろんなビジネス書で読んだなぁと思うことでもあります。
なので意外とできていない方も多い事柄なのかもしれません。
そういった点が、この本は別に入社1年目じゃなくてもためになりそうだなと思いました。
そんな感じでいろいろとためになったのですが、
一番印象的だったことは「仕事は教えてもらうのではなく盗んで学ぶもの」という話です。
たしかに今までバイトをしてきた中で、仕事の内容については教えてもらえましたが、
その仕事を速く行うコツとかは、言葉で説明されるというより、先輩の動きを見て学ぶことが多かったなと思います。
上司も仕事のすべてを言葉で説明できるほど時間があるわけではないですし、
教えてもらうという受身の姿勢ではなく、当事者意識を持ってどんどん人の観察、真似をしていくことで、成長していけたらいいなと思いました。
まだ実習のようなことをしていて、本格的な仕事は始まっていないんですけどね。笑
新卒の方、
新卒の教育などをしている方、
その他働くすべての方々、笑
などにおすすめだと思います!