【読書感想】アウトルック最速仕事術のレビュー
社会人は毎日すごい数のメールが送信されてきますよね。(大半はそんなに関係のない内容ですが。笑)
僕は1年目なので、多くても1日20〜30通くらいですが、年次が上がるにつれてどんどん増えていくんだろうなと思います。
そんなアウトルックを全く使いこなせていなかったので、この本が気になって読んでみました。
以前紹介した、脱マウス仕事術と同じ方が書いている本です。
ちなみにアウトルックはショートカットキーが少なく初めての脱マウスに最適!とも書かれていました。
アウトルックを導入している会社の人がアウトルックの操作に割く時間の平均は、年間500時間だそうで、業務の30%に当たるそうです。
操作としては、書く・読む・整理するの3つに分類でき、整理する(探す)にかかる時間が一番多いそうです。
そういった中で、いくつかのショートカットキーとちょっとした設定を利用してその時間を100時間減らそうという本になっています。
そのちょっとした設定の中にすごく衝撃を受けたものが2つあるので紹介します。
・閲覧ウインドウは非表示に
初期設定だと右らへんにある、メールの中身が見れるウインドウは非表示にしたほうがいいそうです。
理由としては、あのウインドウは小さいからスクロールしたり、結局大画面で見るためにダブルクリックしたりと、時間がかかるからだそうです。
メールの内容をすっと確認できないのは不便そう、、、と思いますよね。
しかし、
メールを矢印で選択してエンターを押すことで大きいウインドウで表示され、
Ctrl + > or < で次のメール、前のメールに移動することができ、
確認し終わったらEscキーでウインドウを閉じる。
といったように、マウスを使わずに大きな画面で内容確認ができるので非常に効率的なんだそうです。
上司とかでも、こんな使い方している人を見たことがなかったので、へー!という感じでした。笑
お盆明けからドヤ顔でやろうと思います。笑
・フォルダ分けは不要
なんか先輩とかみんなフォルダ分けをしているので、僕もこの本を読んでフォルダ分けするぞ!とか思っていましたが、まさかでした。笑
理由としては、
1いちいちフォルダを開かなければいけない
2後日参照するメールは少ない
3分類困難なメールが一定数存在する
からだそうです。
3がなるほど確かにという感じで、本当に見直すメールって1%くらいな気がしますしね。
じゃあどうするかというと、処理が終わったメールを受信トレイとは別の1つのフォルダに保存するようにするそうです。
そうすることで受信トレイはスッキリする上に対応の必要なメールだけが残り、To doリスト代わりにもなるみたいです。
え、メールを見つけられなくなりそう、、、という感じですが、それに対しては、
・検索の軸の追加設定(件名、差出人などから検索できるように)
・検索フォルダーで検索条件を保存
することで対処できるそうです。
あとはいくつか参考になった基本的なショートカットキーを紹介します。
・Ctrl + R 返信
・Ctrl + F 転送
・Ctrl + enter 送信
・Ctrl + Alt + R 差出人、ccを宛先として会議出席依頼
脱マウス仕事術と並んで、新入社員には非常に役に立つ一冊でした。
こういう、おそらくずっと使い続けるツールの効率的な使い方を社会人のはじめのうちに学べたのは良かったなぁと思います。
新入社員の方もですが、アウトルックをなんとなく使っていて非効率的だなぁと思う方におすすめですね。
ただ、To doリストとか予定表とかに関する内容はあまりなかったのが残念でした。
あのへんの機能も使いこなしたいなぁと思うので、別の本も読んでみようと思います。