【読書感想】脱マウス最速仕事術:キーボード操作で年間120時間の時短のレビュー
私は社会人になって4ヶ月目で、最近ようやく仕事っぽいこと(研究開発っぽいこと)が始まったのですが、
エクセルでもワードでもパワポでも、「めちゃくちゃ作成する資料多いな!」と感じました。
データのまとめであったり、報告資料の作成であったり。
資料作成って、構成を考える時間は十分に取る必要があると思いますが、
実際に手を動かして作成する時間は無駄なもので、短ければ短いほうがいいですよね。
そこでパソコンの操作を早くしたい!と思って見つけたのがこの本です。
(Windows用です。)
筆者はかつて、パソコン作業において1日5000クリックくらいしていたそうです。
しかし「脱マウス」を取り入れたところ、1日1000クリックくらいまで減少したそうです。
これは1クリック0.5秒と仮定すると年間120時間の短縮になります。
そんな単純な話ではないかもしれませんが、
以前紹介した「Excel最強の教科書」でも、仕事が速い人ほどマウスを使わないということは書かれていました。
なので全くの見当外れということではないのかと思います。
この本の特徴として、
「キーボードのキー自体への理解を深めることで、ショートカットキーを暗記していないくても頭が働くように」
ということが意識されています。
例えば、
シフトキーは上矢印が書いてあるから、キーの2階に行くイメージ
タブキーには左右の矢印が書いてあるから左右に移動させるイメージ
ファンクションキーは四角で囲われているから、他のキーの四角で囲われている
といった具合です。
意味記憶じゃなくてエピソード記憶しよう!といった感じでしょうか。
確かに覚えやすくて効率的だなと思いました。
内容は既知3割くらいで、7割は初めて知りました。
個人的に役に立ってよく使いそうだなと思ったものを5つ紹介します。
・Alt + Tab ウインドウの切り替え
エクセル開いて編集して、パワポ開いて編集してワード開いて編集して、、、というときにウインドウの切り替えができます。
いちいち選択するのは本当に面倒なので絶対覚えておくべきだなと思いました。
・Windowsキー + D デスクトップを開く
いろいろアプリ開いちゃっているけど、デスクトップにあるファイルを開きたい、、、。
というときにすべてを最小化しなくてもデスクトップに戻れます。
これも超便利ですね。
・Windowsキー + 矢印キー 画面サイズ変更、画面分割
パソコン上で過去の資料見ながら新しい資料を作成したいときに、よく画面を半分に分割していましたが、
ウインドウをドラッグして画面の横端まで持っていってその機能を使用していました。
キーボードで一瞬でできたんですね、、、知りませんでした。
・コントロール+ページアップ、ページダウン(コントロール+ファンクションキー+上下矢印) エクセルなどのシートの切り替え
「Excel最強の教科書」の紹介でも言いましたが、社会人Excelを使い倒していますよね。
1つのまとまりの仕事を1つのエクセルファイルで、複数のシートに分けて管理する、
ということも多いと思います。
そうするとシートがどんどん増えていきますが、そのシート間の移動をいちいちマウスで選択するのではなくキーボードでできたらかなりの時短になりますね。
これだけで今までどれだけの時間を無駄にしていたんだ、、、と感じました。
・パスのコピー ファイルの保存場所を知らせる
これはショートカットではないのですがためになったので紹介します。
会社だと共通のドライブにファイルを保存して共有するということが多いかと思います。
パスのコピーは、このファイルは共通ドライブのこのフォルダのここにあるよ!ということを他人にメールなどで知らせるときに便利なものです。
メールにリンクを添付してそのままそのファイルの場所まで飛んでもらう
ということもできるみたいです。
そんな機能あったんですね・・・。笑
この他にもたくさん書かれていました。
はじめに書いたとおり、この本は丸暗記ではなくキーの意味を理解させて記憶させることが意識されています。
なのでまだ一回しか読んでいませんがだいぶ内容が定着していて、既に仕事が早くなった気分です。笑
新入社員の方、またパソコン作業が苦手な方におすすめの本です。
この人の別の本に、アウトルック最速仕事術というものもあるみたいなので、
そちらも読みたいな〜と思っています!