【読書感想】大人の語彙力敬語トレーニング100のレビュー【本郷陽二】
「敬語は外国語のつもりで覚えろ」ということが入社1年目の教科書という本に書かれていました。
たしかにめちゃくちゃ重要なことなのに、学校とかでもしっかりと習った記憶はないなと思いました。
3月に、学生最後の長期休みだし敬語を勉強しよう!と考え、敬語の本を探していたのですが、
なぜかレイアウトや色使いが見にくい本ばかり売られていました。
そういった中で3軒くらい本屋を巡ってようやく見つけたのがこの本です。
・文章に変な色とかが使われてない
・クイズ→次のページに答えと解説 という構成になっており、考える時間が生まれ頭に残りやすそう
・文庫本で分厚くない
といった点が読みやすくて気に入ったので購入しました。
上司との食事、冠婚葬祭、お見舞い、メール、電話など幅広くカバーされており、とても役に立ちました。
特に勉強になったことを5つほど箇条書きにします。
・「拝」を使いこなすとそれっぽい 拝聴、拝受、拝読など
拝見以外にもあったのですね!
・よろしかったでしょうか(バイト敬語)→よろしいでしょうか
知らないと使ってしまいそうですよね、、、。
・仄聞(そくぶん)するところによると:噂などで少し耳に入った
かっこいいですね。笑
伝わらないかもしれませんが、、、。
・お伺い、お召し上がりなどは二重敬語だが、文部科学省の「敬語の指針」の中で慣習として定着している
お伺いってめちゃくちゃ使っていましたが、慣習化しているみたいで安心しました。笑
「敬語の指針」なんてあるのですね。
ちなみにお伺いいたしますはだめみたいです。
・言い伝えるの謙譲語 「申し伝える」
電話とかで頻繁に使いそうですね。
まあなんだかんだ言って、敬語を身につけるときにいちばん大切なことは
「相手を思いやる気持ち」だそうです。
これは研修でも度々言われていたことなのでまさにそのとおりなんでしょうね。笑
上記の例以外にも、ビジネスマナーの要素などもカバーされていてとても参考になりました。
敬語の本としておすすめできる1冊だと思います。
いつものことですが、繰り返し読んで身に付けたいな〜と思いました!