【読書感想】世界一やさしいやりたいことの見つけ方のレビュー【八木仁平】
やりたいことで「成長し続ける」無限ループに入る方法を説明してくれる本です。
自分がいったいなにをやりたいのかわからないな〜。
ということは就活中とか、また働き始めてもよく考えることだと思います。
やりたいことが見つからない理由はいくつかあると思いますが、
この本の中で紹介されていて、自分も最も共感した理由としては、
「選択肢が多すぎること」です。
例として、ジャムの法則というものがあるそうです。
スーパーの試食でジャムを24種類準備したら、試食して購入した人は3%しかいなかったのですが、
6種類に減らしたところ試食して購入した人は30%に増えたそうです。
つまり人は選択肢が多すぎると選択しないことを選ぶ傾向があるということです。
現代は選択肢が多すぎて、選べない状況です。
情報は多いし、やろうと思えば何でもできるし。
そういった時代の中で、この本を読んで順番に質問に答えていくことで、「本当にやりたいこと」がみつかるよ〜
という内容でした。
そもそも本当にやりたいこととはどういったことかというと
・好きなこと
・得意なこと
・大事なこと(価値観)
の3つが重なることだとこの人は定義しています。
まず好きなこととは、自分の情熱がある分野です。
興味があったり、面白いと思うことだったり。
次に得意なこととは、自然と人よりうまくできて、やっていて苦のなく心地よいことです。
才能や生まれつきのもので、スキルや知識とは異なるようです。
(ちなみにスキルや知識は自分のやりたいことを実現するために活用するものだそうです。)
最後に大事なこととは、価値観のことです。
自分はどう生きたいか、なんのために働くのか、社会に何をしたいのか。
そういった内向き、外向き両方込みで、大事なこと。
ということみたいです。
そして順番として、
大事なことをまず見つける。(仕事の目的)
次に得意なこと。(自分の得意なことを理解しているとどんな分野、どんなことでも仕事にできるため)
最後に好きなこと。(仕事の目的を果たす手段として)
この順番で自分のことを振り返っていくことで、本当にやりたいことが見つかるそうです。
そしてそれが見つかれば無限に成長し続けるループに入れるみたいです。
就職、転職だったり、キャリア形成に悩んでいる方におすすめだと思います。
そしてこの本を読んで1つ心に残り反省したことが、
「将来のために生きるのをやめよう」
という言葉です。
多分このような感想は何度も書いていますよね。笑
でもそれくらい自分はすぐ将来のことばかり考えちゃっているな〜と、
もう少し今も楽しまなきゃな〜と。
何度目かの反省をしました。