venenatum’s blog

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【読書感想】文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみたのレビュー【小川眞里子 藤吉豊】

タイトル通り、文章術のベストセラーの中で重要とされていたポイントをランキングにまとめた本です。

これから文章を書くことになる人にはぜひ読んでいただきたい本です。

 

 

 

 

ランキング順に、

・本当に大切な7つのこと

スキルアップのための13のポイント

・更に文章力を高めるための20のコツ

という構成になっています。

文章術の本は2冊くらい読んだことがありますが、

そこに書かれていた内容はほぼ全てまとめられていました。

この本を読んで網羅的にポイントを学んで、

自分が特に必要だと思ったことを他の本で学ぶのが良いのかもしれないです。

 

読んでいて就活のESのことを思い出したので、それ例にして感想を書こうと思います。

 

 

・1文は60文字以内で1つの内容だけを書く

 

ESを書く際、これはすごく意識をしていました。

自分が書きやすいように書いていると、詰め込みすぎて長くなりがちでした。

そういったときは見直して、文を分けていった記憶があります。

ただ自分の語彙力が低いせいか、短い文を続けすぎると幼稚に見えることもありました。

時々80字くらいの長めの文を混ぜたりしていましたが、難しいところですね。

 

 

・とにかく書け:日記、名文の写経など

 

結局どの本もこの結論になりますよね。笑

あとがきで作者もこれが一番大事だと思うって書いてありましたし。

8月に書いた1つ目のESとか、誰にも見せたくないほどひどいものでした。

それでも書き続けて3月、4月にはなんとか人に見せることはできる程度になったと思っています。

あと名文の写経というものに関しては、

いい文章を書き写すことで、その文章の雰囲気を自分のものにする

みたいなことが書かれていました。

就活のESでここまでする必要はないと思いますが、できたら強いのかもなぁと思いました。

最近はブログもできるだけ毎日記事を書くことを意識しています。

 

 

・読み手を想像する:特定の知り合いとかを想像しても良い

 

これも意識はしていたつもりでした。

「人事の人に見てもらうES」とか、「技術系の人に見てもらうES」とかは考えていたものの、

それだけだとまだ抽象的だったんですねぇ。

「具体的に知り合いのあの人に読んでもらう」とか想像すると、

その人が知りたいこととかも想像しやすく、よりわかりやすい文が書けるみたいです。

今後このブログの投稿も誰かを想像して書こうと思いました。

 

こういった感じで、非常にわかりやすく簡潔にまとめられています。

今まで文章を書いてこなかったけど、これから書かなければいけない人などにおすすめです。

また、「とにかく書け!」といった内容の話が多いので、

文章を書きたくなり、モチベーションが上がる本でもあると思います!