【読書感想】すごい左利きのレビュー
左利きは頭の回転が早いとか器用とか言われることがありますよね。
僕も左利きですが個人的には、右利きとちょっとは違う気がするけどほぼ同じじゃないの?と思っていました。
しかし、左利きと右利きでは、脳の仕組みが異なっているようです。
理由としては、
・一部右手も使うため左右の脳のバランスが良くなる
・右利きの世界の中で快適に生きていくために、「どうしたらうまくいくのだろう」という脳の使い方をしなければいけない
ということが挙げられるそうです。
たしかに学校の書道では右手を使わされていましたし、
駅の改札とかは右利き用ですもんね。
こういった理由と、左利きの人は10%くらいしかいないことから、
10人に1人のちょっと変わったすごい脳を持っていると言えるのだそうです。
そんな感じで、この本には左利きのすごい特徴みたいなことがたくさん書かれています。
個人的に1つ面白かったことが、「左利きは言葉でまとめるのが遅い」ということです。
めちゃくちゃよく喋る左利きの知り合いとかもいるので、全員に当てはまるわけではないと思いますが、自分はすごく当てはまっています。
あーとかえーとかよく言っています。
これは大まかに右脳が非言語系で左脳が言語系であることが理由だそうです。
左利きの人は言語処理のために、普段あまり使っていない左脳を使わないといけないので
言葉でまとめるのに時間がかかるのだとか。
また左右の脳で記憶のされ方が違うみたいで、
左利きが考えるときは左右の脳を行ったり来たりしないといけないらしく、
これもワンテンポ遅れる原因になっているみたいです。
そんな左利きが左脳を鍛えるためには、とにかく思ったことを言語化する習慣を持つことが重要だそうです。
Todoリストでも日記でもブログSNSでもなんでもいいから言語化しよう
ということが書かれていました〜。
左利きの人や、お子さんが左利きの人にはすごくおすすめです。