【読書感想】数値化の鬼のレビュー
数字は客観的な視点を与えてくれるモノサシである。
たくさん、ちょっと、かなり、では個人の感覚になりますが、
1週間とか、3つとか、1000万円とすることで誰が見ても同じになります。
目標を数値化して、行動を数字で振り返ることで、
感情を脇に置き、客観的に自分を見ることができる。
足りない数字分、次はどうするかということを考えて、
仕事ができる人(評価者からの評価を得られる人)になりましょう!
といった内容でした。
そのためにどうすればいいかというと、
PDCAを回すことだそうです。
特にDの回数(行動量)を極限まで上げることが重要と言っています。
有名な作品を世に出している人ほど失敗作も生み出している。
だから数をこなすことが基本中の基本なんだとか。
「若いうちは、短期的に得をする「コスパ」だけを重視してはだめで、
長期的に特をするという視点を持って行動することが重要」
ということも書かれていました。
この時点でまず反省しました。笑
自分は学生の時、ある程度行動してある程度結果が出たら、
もう良いのでは?となって行動をやめるタイプでしたので。
確かに、今のうちにたくさん行動してたくさん失敗と苦労することが
長期的に見ると必要なことなんだろうなぁと思いました。
25歳の目標は行動量を増やすにしようと思います。笑
(ただ闇雲に数を増やすのではなく、変えられるかつ効果的なことである「変数」を見つけて行動しろ、という内容も書かれていますが長くなるので割愛します。)
その、数をこなすためのすぐやる仕組みとしては、
KPI (Key Performance Indicator):目標を達成するための数値化された指標
が重要みたいですね。
日々の行動に迷いがないレベルまで目標をKPIに分解できていることが理想なのだとか。
例えば1年以内に商品化を1つ実現させるという目標なら、
企画書を月4つ提出する、毎週末に新しい企画書を1つ仕上げる
といったように分解していく。という感じみたいです。
その際に手段が目的とならないように注意しようねとは書かれていました。
社会人になって数ヶ月しか経過していませんが、
言われたことをやるのではなく目標を意識して考えて行動しないといけない
ということはめちゃくちゃ実感しています。
そろそろ本格的に自分の仕事が始まるので、ただ指示に従うのではなく自分でも考えながら取り組んでいきたいですね。
という感じで、まさにビジネス書!という本でした。笑
読むことですごく意識は高まると思います。