venenatum’s blog

読書、映画、ゲームなどについて書きます

【読書感想】ルビンの壺が割れた【若干ネタバレあり】

おもしろいらしいと聞いて読んでみました。

衝撃の問題作!とか書かれていますしね。

内容としてはミステリーのようで、「なんとも分類しようのない小説」だそうです。

 

 

男女のフェイスブックのメッセージでのやり取りを通して話が進んでいきます。

なんか噛み合わないなぁと思いながらところどころ不穏な空気を感じつつ進んでいき、

なんだそれはどういうことなんだという感じで終わりました。

 

解釈が難しいなぁ

色んな人がいるんだなぁ

という感想でした。笑

 

ルビンの壺とは表紙の絵の見方によって壺に見えたり向き合った二人の顔に見えたりするやつだそうです。

担当編集者によるあとがきには

まさにこの本自体が「ルビンの壺」のようです

と書かれていました。

つまり人によって感想が違うということみたいです。

僕は小説はあまり得意ではないので、「ああそうなんですね」くらいの感想しか得られませんでしたが。笑

読んだ人同士でいろいろ話し合うのが楽しいんじゃないかと思います。

 

正直、どんでん返しを期待していると、なんだそれは・・・。という感じになると思います。

あとは人によっては普通に気分が悪くなるかもしれないですね。

500円くらいだし170ページくらいだし買いやすくて読みやすい本ではあります。

積極的にぜひ読んでみてください!とおすすめはしませんが、

気になった方が入れば読んでみてください。