venenatum’s blog

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【読書感想】父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えのレビュー

投資の本ですがFIRE (financial independence, retire early;経済的自立、早期リタイア) 寄りの本でもありました。

 

 

全体を通して、会社に縛られずに、自由に生きるためのお金をはやく手に入れましょうということが書かれています。

筆者の経験として、「ある程度お金があったから会社の命令に反抗することができた。しかも反抗したら意外と妥協してもらえた。」といったようなことが書かれていました。

そういった会社の指示に従わなくてもよくなるという意味でも「自由」ですし、

しっかりお金をためて、FIREすれば働く必要もなくなり「自由」ですね。

自由に生きたい方、おすすめです。

 

 

自由に生きるためのお金を手に入れるための原則

 

簡単に内容をまとめるとそういった自由に生きるためのお金を得るために、

支出は稼ぎより少なくする

余りは投資する

借金をしない

という原則を守りましょう。という内容でした。

収入の50%とか、場合によっては70〜80%くらい投資しろとかも書かれていました笑。

 

僕は現在、収入の25%くらい投資できています。

まだ2ヶ月しか給料はもらっていませんが。笑

ちなみに収入の25%投資して、投資リターン5%と仮定すると、FIREまで33年くらいかかるみたいです。

もう少し上げたいとも思っていますが、ギリギリなところもあります。

なのでこれくらいが丁度いいかもな〜とも思っています。

 

 

筆者が推奨する投資の方法

 

投資の方法としてはシンプルさを重視して、

VTSAXというアメリカの株式のインデックスファンドに全部投資すればいいよ

と書かれていました。

「すべての卵を1つのかごに入れて、その事を忘れましょう」

というのが筆者の投資の仕方みたいです。

今まで読んだ本には、色んな国をバランス良く買え!とか債券も取り入れろ!とか書かれていましたが、完全に真逆でした。

理由としては、

VTSAXはアメリカのトップ層の会社の株式に投資しており、アメリカのトップ層の会社は基本的に世界中に展開しているから1つの国に依存していないとか、

債券はデフレのときに得をするものであり、長い目で見ると基本的に市場は上昇を続けているので、お金を増やす段階で債券を取り入れる必要はないとか、

納得はできました。

 

あと筆者はドルコスト平均法をあまり推奨していないと行ったところでも今までの本と逆で面白かったです。

こちらの理由としては、

ドルコスト平均法は下落時の損失を軽減するが、上昇時の利益も軽減してしまう。

市場は基本的に上昇傾向なので、損する可能性のほうが高くなる。

からだそうです。

これも言ってることはわかりますが、、、うーん、、、といった感じです。笑

 

 

感想

 

結局いろんな考えがあるので自分に一番ちょうどよい方法を考えないといけないな〜というのが一番の感想です。

 

あと一個なるほどなぁって思ったのが

お金を使うということはそのお金が稼ぐ機会も損失しているという考え方です。

お金の無駄遣いはその金額以上の損失があるんですねぇ。

この考え方はすごくお金持ちになれそうだと思いました。

 

 

何度も言いますが、インスタとかユーチューブとかでまとめられているものを見るのも悪くはないと思いますが、

個人的には、本を読んで自分で勉強するというのはすごく重要だと思います。

興味を持った方は是非読んでみてください。