【読書感想】ストレス知らずの対話術のレビュー【齋藤孝】
「人生で大切なことはすべて書店で買える」で紹介されていたので読んでみました。
初版は18年前みたいですが、今読んでも素晴らしい本でした。
日本人は昔からコミュニケーションが上手で、コミュニケーション欲が高いみたいです。
そのこともあり、ストレスの原因の大部分はコミュニケーション不足やコミュニケーション不全から来ているそうです。
反応薄いなとか、話がすり替えられたなとか、この話はなんのためにしているのかとか、
そういったことがストレスになるみたいですね。
そのストレスを無くす方法として、この本ではマッピングコミュニケーションという方法が紹介されています。
簡単に言うと、相手と自分の間に紙を置いて内容を書きながら話をすすめるというものです。
より詳しい内容はこの本に書いてあるので読んでみてください。笑
この方法により内容を忘れないし、方向性がずれても気付けるし、意外な発想も得られますよってことらしいです。
このマッピングは、無意識に頭の中でできている人もいるみたいです。
またコミュニケーションを鍛える3つの力というものも書かれており、
それはポジショニング力とメモ力と引用力だそうです。
この中でメモ力が特に良いなと思いました。
相手の話を書き起こすことで、構造を理解できたり、質問したいこととその優先順位を書き出せたり、相手の雰囲気がわかり話し方の良い点を真似できたりするそうです。
またメモを取られているとちゃんと聞いているなって思われるそうです。
人の話は全部メモするくらいでも良いなって思いました。しないですけど。笑
最近自分はずっと、誰かと話したいなって思っていたのですが、
ストレスを与える話し方って、自分がやられるとすごく感じるけど、自分がやっちゃっているとその時は気づかないし、なんなら自分は言いたいこと言ってるから楽しくなっちゃってそうですよね。
自分だけ話しすぎちゃっていたり、相手の話題を奪って自分の話をしちゃったりと。
こうならないために普段の会話でもメモしたいくらいですがちょっと引かれると思うので、頭の中ではマッピングを意識していきたいなと感じました。