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【読書感想】1行書くだけ日記: やるべきこと、やりたいことが見つかる!のレビュー【伊藤 羊一】

気づきと振り返りで自分を成長させましょうという本でした。

イメージとしてはメモの魔力を簡単にした感じでした。

 

 

 

 

メモの魔力は

・気になった事実を書きまくる

・抽象化する

・具体化して転用する

という流れで新しい発見を得るという感じでした。

 

それに対してこの本は、

・何をしたのか(1日1行でいい)

・自分にとってそれはどんな意味があるのか

・そうか!(気づき)

・やってみよう

(後日振り返りをする)

という流れになっています。

気付きと振り返りを繰り返すことで、自分の成長と方向性を確認できるそうです。

ちなみにそうか!やってみようの流れが、抽象化と具体化であるということは、本文にも書かれていました。

 

 

両方の本を読んで違うと感じた点が2つあったので紹介します。

 

 

1つ目は最初に言ったとおり、1行書くだけ日記のほうが簡単だということです。

僕もメモの魔力を読んで、「メモしまくるぞ!」と意気込んだものの、全く書く内容が見つからず、数日で断念してしまいました。

それに対してこの本だと、「日記」だし、1日1行でいいと言われています。(書きたい人は好きなだけ書いていいとも言われていますが。)

そのためこの本のほうが圧倒的に続けやすそうです。

 

2つ目はこの本のほうが「自分」に焦点を当てていることです。

メモの魔力では目的がビジネスに近いです。

例えば「SHOWROOMはスナックを抽象化、具体化してヒントを得た」みたいなことが書かれていました。

そのため自分は、「メモする目標がないなぁ」と感じました。

それに対してこの本は「自分」の成長を目標としています。

自分が行ったことを記録して、自分にとってどんな意味があったのか、そしてそのことから自分はどうするのかという感じです。

この本の方が目標がイメージしやすいなぁと感じました。

 

どちらの方が優れているとかいう話ではないです。

メモの魔力は起業する人とかにとっては最適な本だと思います。

この本はまあまあ普通の人向けだと思います。

なので僕はこの本の方が目標を持って続けられそうかなぁと思いました。