数十年後、「社長」になっている友人たちもいるのかもしれないなぁと思いました。
・概要
今後7年ほど、中小企業が100万社つぶれる、大廃業時代が来るらしいです。
子供は都会にでてしまうし、社員は職人気質で、経営とかは任せられない。
こんな感じで、現在優良な中小企業でも、後継者不足に悩まされているそうです。
また中小企業の仕組みはかなり近現代的で遅れているみたいです。
大企業では当たり前の仕組みが全然できていないんだとか。
(そこそこ大きい会社でも仕組みが古いところはあると思いますが、、)
だから大企業で数十年活躍してきたサラリーマンはそのキャリアを生かして社長として中小企業を継ぎなさい!
そして配当金で労働の対価ではない報酬を得ましょう!(孫正義の年収は1億3千万だけど配当報酬は95億らしいです)
っていう本でした。
・感想
40代50代のサラリーマン向けの本で、学生時代に読む本ではなかったと感じます。笑
ただこんな生き方もあるんだなぁくらいにはなりました。
まさにライフ・シフトという感じです。
僕は現在投資信託をやっているので、数十年後に資産が貯まればこの本のことを思い出そうと思います。
あとは起業の難しさとかが語られていました。
例えば物を売るなら、材料の仕入れ、商品の保管、運送の仕組みとか、そういった基礎の部分を含めて0から1を創出しなければいけません。
「会社で新規事業を立ち上げた」といっても、会社では上記の基礎の部分や社会的信頼が出来上がっていることが多く、本当の意味で0から1を創出したとは言えない。
と書かれていました。
そして起業というのはすごい人でも失敗するし、一度成功した人でももう一度成功させるのは難しいしみたいな感じで、
別にやる気なかったけど、起業は無理だって思いました。笑